作物について


日本人の主食。なくてはならないものです。

春の終わり頃、小さな稲の苗をひとつひとつ手で田んぼに植えていきます。品種は“幻のお米”と言われている「京都旭1号」。(令和二年現在)
秋には黄金色になびく稲を刈ります。
刈り取り後、天日に干して太陽のエネルギーとゆるやかな風でゆっくりと乾燥するのを待ちます。そうすることでお米のうまみと風味がしっかりギュッととじこめられます。
収穫した後の稲わらは、畑に敷いたり、ヤギの餌にしたり、お正月のしめ縄飾りに使います。使いきれなかった分は田んぼに戻すことで土となり、またお米を育てます。


「大豆」は日本の食に欠かせないもの。
お味噌、お醤油の材料にもなります。

夏場に刈り取った草を大豆の畑に敷き詰めて育てています。
そうすることで土が潤い、虫や微生物で豊かになり、根っこがぐーんと伸びて強く育ちます。
梅雨の頃に種を蒔き、夏の終わりに枝豆として少しだけ頂きます。
秋になり成熟し、乾燥したら大豆となります。
これをもとに「お味噌」「お豆腐」「きなこ」をつくります。


ライ麦とスペルト小麦を育てています。

お菓子とパンを作る材料となります。なるべく身体の負担にならないよう、グルテンのすくないもので。
ライ麦はグルテンがほとんどないのでずっしり重たい食べ応えのあるパンに。
古代小麦であるスペルト小麦は品種改良をされていないので、「小麦アレルギー」がでにくく、グルテンも少ない。
麦は秋から冬に育ちます。ヤギは麦の青草が大好きなので、冬場の餌としてヤギのこめこ用の麦畑も作ります。

季節の野菜

季節の旬のものを、作っています。
まだまだ上手にできないけれど、やさいの生命力を引き出すやり方を探しつつ、私たちに合った作物を模索しながら四季折々の畑を楽しみ、味わっています。


エンドウ豆、サニーレタス、玉葱など


トマト、茄子、胡瓜、オクラ、パプリカなど


小豆、大豆、黒豆、薩摩芋、生姜など


大根、人参、小蕪、白菜など

The crops

What’s being grown at Kokopelli Farm? 


・Rice. The must-have staple of Japanese cuisine. Seedlings are planted at the end of spring. By fall, the rice paddies turn a beautiful golden color, making them ready for harvest. The energy from the sun and soft breezes slowly dry the rice until it’s ready to eat.

・Beans. Soybeans are another Japanese cuisine staple, and are used to make miso and soy sauce. 

・Wheat. Spelt and rye are healthy wheats that are low in gluten and place less burden on the body when consumed.

・Seasonal vegetables. Veggies that are meant for each of the four seasons in Japan are fresh and keep your body in check.